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公開日

2025-09-19

ここ一週間のC#と.NET関連ニュースまとめ(2025年9月12日~19日)

過去一週間(2025年9月12日から19日)のC#と.NETに関する主なニュースを、X(旧Twitter)上の投稿とインターネット上の情報から集めました。主にMicrosoft公式の更新や開発者コミュニティの議論を中心に、最新のものをピックアップしています。古い情報は除外し、ニュース性の高いものを優先的にまとめます。

1. .NET 10 RC1のリリースとパフォーマンス向上

  • Microsoftは9月9日に.NET 10のRelease Candidate 1(RC1)を公開しましたが、一週間内の議論ではパフォーマンスの大幅向上に注目が集まっています。JITコンパイラの最適化、スタック割り当ての拡張(エスケープ解析)、メモリ圧力の低減などが特徴で、アプリケーションが高速化・効率化されます。Blazorでは永続状態のサポート、EF Coreでは拡張検証機能が追加され、生産性向上ツールも本番対応になりました。このRC1はGo-Liveライセンス付きで、本番環境での使用が可能です。
  • X上では@dotnetアカウントが9月17日に「.NET 10は数百のパフォーマンスアップグレードを搭載」と投稿し、WebAssemblyの改善でBlazorアプリの高速化を強調。 また、9月18日のASP.NET Community Standupで.NET 10のWebAssembly関連の詳細が議論されました。

2. C# 13の新機能と議論

  • C# 13ではNull-Conditional Assignmentsなどの新機能が追加され、コードの簡潔さと安全性が向上。Params collectionsの改善も注目されており、開発者の生産性を高めます。一週間内では、C#言語デザイン会議の議事録が公開され、Unionタイプの提案が進展中であることが明らかになりました。
  • X上で@dodygが9月18日にC#チームのUnion提案の進捗を共有し、フィードバックを呼びかけています。

3. Visual Studioとツールの更新

  • Visual Studio 2026のInsiders版が公開され、AI統合のCopilot Profiler Agentが新たに追加。パフォーマンス分析が容易になりました。また、Application Insightsのコード最適化機能が強化され、.NETアプリのボトルネックを自動検出します。
  • 9月16日のニュースレターで、Visual Studio 2026のプレビューが話題に。

4. その他のトピック

  • .NET 8/9の9月セキュリティ更新がリリースされ、非セキュリティ修正を含む。ASP.NET CoreやSDKの改善が含まれています。
  • 開発者向けの記事として、AutoMapper vs. Mapsterの比較、LINQの活用法、メモリリークの実例が共有され、クリーンコードの議論が活発。
  • X上で@DevLeaderCaが9月13日にC#関連のソフトウェアエンジニアリング記事の週次まとめを投稿。 また、@grantdotdevが9月12日にC# 14のExtension Membersを「新機能の目玉」と紹介。

この期間は.NET 10 RC1のリリースが最大のトピックで、開発コミュニティの興奮がX上で見られました。詳細は公式ドキュメントやリンクを参照してください。